この街の売却情報を知る

埼玉県、特にさいたま市、川口市、戸田市といった県南エリアを知り尽くした当社には様々な情報が入り、また多くの実績があります。
そこから埼玉の今後の不動産売却事情を推測したり、過去の実例などをご紹介させていただきます。

第1回さいたま市では、住宅地の売却が難しくなる?

さいたま市では平成25年8月以降、住宅地のある程度(500㎡~990㎡(151坪~300坪))のまとまった規模の土地は、売却しづらくなる可能性が高くなります。
というのも平成25年8月1日より、さいたま市では住宅系の用途地域を対象に、建築物の高さの最高限度を15m、または20mと定める高度地区、 いわゆる高さ制限が施行されます。
(※)その背景は、高層マンション建設がもたらす周辺への影響が一部で問題となっているためです。

元の法律では、これらの住宅地でもいわゆるペンシルマンションのような建物を建てることもできたのですが、高さが制限されると不可能になるのです。
つまり、先ほどの151坪から300坪程度の土地は、マンション業者にとって魅力のない土地と化してしまうのです。
一方、戸建て業者もこれくらいの規模の土地で、さらに道路を施工しなくてはならない土地だとコストパフォーマンスが思わしくないため、 手を出しづらくなることが予想されます。
いずれにしても、これから土地の売却をお考えの方には頭の痛い話ですよね。
しかし私たちは、このような土地を有効に活用するアイデアを持ち合わせています。
もし、このような土地の売却をお考えの方がいらっしゃったら、ぜひご相談ください。

※すでに建築物の高さの最高限度が定められている、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、風致地区は対象外。
さいたま市の高度地区について、詳しくは下記をご参照ください。
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1343086046393/