2015年には価格の年間上昇率が約13%あった中古マンションの価格に変調が出始めているようです。23区の今年3月の平均販売価格は約5,170万円で前月比0.3%の上昇であったようです。1月が0.4%で2月が横ばいとのことで、どうも潮目が変わってきたようです。いままでの上昇率が高かったために、値頃感が薄れて購入を躊躇する消費者が増えてきたためでしょうか。また、新築分譲マンションの市場でも価格を改定する物件が多くなっているとのことで、明らかに頭打ち感が出ているのでしょうか。インターネット上などの情報により、一般消費者でも不動産マーケットの動向を容易に知る事が出来る時代、ある意味価格に敏感なのもうなずけます。いずれにしまししても上がりすぎれば価格の調整が入るのは当たり前の事で、やがては東京都以外の地域でも価格調整の波がやってくるのでしょうか?