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空き家の所有者情報開示の検討が始まったらしい

今までは空き家の所有者を調べる方法として登記情報や所有者の所在を聞くために近隣住民へ訪問したりしていましたが、国交省が主体となって宅建業者などの民間事業者へ開示することを検討しているそうです。私たちも街で空き家を確認して、まずは登記情報を確認します。登記上の所在地に居住していないケースも多く、結果面談に至らないケースがままあります。固定資産税の納税者情報を活用する事を検討しているようですが、以前より願っていたことです。そもそも何らかの事情で売却をしない方も多いこととは思いますが、そのまま保有するにしても管理を促すことにもつながり、実現すれば非常に良いことだと考えます。今にも倒壊しそうな空き家や草木で覆われた空き家の隣接住民の方々と話をする事も多くありますが、中には敷地より越境してくる樹木などで迷惑をしているケースや動物の住み処となったり、景観の悪化などで不安になっている方がいます。相談しようにも役所の対応には限界があるため、結果的にはどうする事も出来ずに放置せざるをえなく、悪循環ですよね。私たちも活動を通じて空き家の問題解消の一助となればと考えます。