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日本はアメリカのような不動産流通システムになるのか?

不動産の売却時などに、不動産業者に対して不満を抱くユーザーの多くの声を見受けます。最低価格の不透明さや依頼後の売却プロセスが見えずらい・・・などです。最近ではこの様な不満に対して、ユーザーを第一目線で考え、透明で納得できる売却を目指す一部業者の動きや新規参入業者が生まれつつあります。約28年間業界で生きてきた私も最近考える事があります。これだけデジタル化が進み通信技術の発達などにより、思ったことや考えたことがほとんどPCやスマホで処理できる時代で、不動産業界はやはりデジタル化が遅れいているなと・・・業界的には未だ多くの課題が存在していますよね。一般ユーザーに対する取引価格の開示が無いことや、一社で売主と買主を仲介するいわゆるアメリカなどにはない特殊な取引形式で、利益相反などと言われるものです。アメリカでは一社(一人のエージェント)が売主、買主の仲介をすることはありません。他にも課題は多いのでしょうが、いずれはこの課題に真剣に向き合い、デジタルを駆使してユーザーの不満を解消する業者や営業マンが活躍する時代が来るように感じますが、監督官庁や業界団体の施策により業界全体が変わる時がくるのでしょうか?